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今の学生はどんな海外経験を選択している?

2017.10.08

 こんにちは。ネクスター株式会社で学生インターンをしている三木です。

突然ですが、イマドキの大学生はどうやってグローバルな経験を得ていると思いますか?旅行?留学?どれもいいでしょう。今回は、そんな多様化する機会選択の中で、どのような機会が選ばれているのかを紹介して行きます!今回は関東の中でもグローバルなキャンパスとして知られる慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)に注目しました!

海外機会①:外国語海外研修(大学主催)

 外国語海外研修とは、その名の通り学生が現地の大学で言語を学習するプログラムのことです。
 SFCでは特に「外語学学習」に力を入れており、そのためのプログラムも充実しています。大学生の外国語としてはポピュラーなスペイン語やフランス語、中国語はもちろん、アラビア語やマレー・インドネシア語といった日本では珍しい言語まで。毎年100~150名の学生が夏休みや春休みなどの長期休暇利用してこのプログラムに参加しており、SFCでは半ば”伝統”のようになってきたプログラムです。
 加えて、このプログラムがすごいのは「単位が取得できる」こと。大学生では誰もが欲しがる単位を、長期休暇のうちに取得できてしまうのです。
 このような海外研修のプログラムは、大学で語学学習を頑張ろう!と決意した学生に非常に親しまれています。

海外機会②:ビジネスコンテスト(OVAL)

 Our Vision for Asian Leadership(以下OVAL)とは、東アジア発のグローバルリーダーを輩出することを目的とし、日中韓の国際的協働機会(ビジネスコンテスト)を学生に提供している団体です。毎年開催地やコンテンツを変化させながら、折衝能力、ビジネスのノウハウ、国際的人脈を得るプログラムが用意されています。
 この団体の最大の特徴は、ビジネスコンテストの運営が日本、中国、韓国の各大学の学生によって行われているところ。参加者は決して受け身で終わることなく、共にコンテストを作る主体として、毎年のアップグレードに貢献しています。
 国際的なキャンパスとして知られるSFCの学生も、毎年このビジネスコンテストに参加しています。特に日々の生活では中々得ることができない英語でのビジネス議論は、強い自己成長を望む学生に強い支持を受けています。

海外経験③:海外インターンシップ(アイセック・ジャパン)

 アイセックは、様々なセクターや分野を超えて社会課題を解決する”共創的リーダー”の輩出を目的とし、学生に海外インターンシップの機会を提供しているNPO法人です。主観事業は、海外の学生を日本の企業に受け入れる”受け入れ事業”と、日本の学生を海外の機関に送り出す”送り出し事業”の二つがあり、アイセック・ジャパンでは国内25大学を拠点とする各委員会が海外インターンシップの企画、運営をしています。
 アイセックの最大の特徴は、選択することができる機会の多様さです。1948年にオランダの7人の学生が立ち上げて以来、グローバルにネットワークを広げたアイセックは各国に支部を立ち上げ、今や126の国と地域にネットワークを持つまでになりました。
 SFCにもアイセック・ジャパンの委員会があり、毎年長期休みを利用して様々な学生が渡航しています。近年は海外インターンシップの趣向が課題解決になったこともあり、複雑化する社会課題を解決するリーダーシップ育成の機会として、幅広い学生に選択されています。

最後に

 いかがでしょうか。ボーダレスな国際社会において、学生が得る経験も多様化していることを日々実感します。そしてその機会を学生時代のよき思い出としてではなく、未来のグローバルリーダーの登竜門としてこのような機会があることを理解して頂ければと思います。それでは!

三木 幸史郎

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