GoogleでもYahooでもない今時の検索方法。鍵となるのはやはり#(ハッシュタグ)!?
飛ぶ鳥を落とす勢いで若者の日常に溶け込んだアプリ、Instagramに関することを伝えていきたいと思います!
#といえば。とても有効に使い、フォトジェニックな画像から質の高い広告やプロモーションを行っている企業がいくつかあります。
まずは、そちらをいくつか紹介していきます。
HIS
これはInstagramをとてもうまく使い、UGCの成功例としてあげられます。
実際に#タビジョは投稿件数20万超えのバズを生み出しています。
他の#タビジョで投稿している人の中でもより良い写真をあげたいと、フォトジェニックを目標にしているものを投稿しているように見受けられます。
RMK
こちらは先ほどのUGCとは違い、ブランドや製品のイメージを小物や背景をうまく使いフォトジェニックな画像をブランドの特徴を残しつつSNSを通して発信しているところにあります。
こういった画像からブランドロイヤリティーの向上と新規購買者の獲得、広告としての画像掲載の際にオーガニックリーチできる数を可視化できるようになっていくなど、マーケティング戦略の1つとして幅広くInstagramは企業の顔として利用されています。
また、企業のアカウントの他にもインスタグラマー(インフルエンサー)としてフォトジェニックな画像を投稿し、Instagramユーザーから注目を集め、企業の方から依頼を受ける人も多くなりました。
しかし最近はこのような旅行、化粧品、グルメなどの購買・来店に至るまではフォトジェニックな画像からは受けないといった人が多くなってきました。
その理由をInstagramのメインユーザー層である20代の女性へ聞いてみたところ、こんな意見が出てきました。
・綺麗な写真からは、行ってみたい。可愛い。美味しそう。などの感情は湧いてくるが、綺麗過ぎて実際は違うんだろうなと思ってしまう。
・食べ物は画像の加工で色味が変わるため、1番美味しそうな角度から撮って美味しそうな色で投稿。これだと実際のイメージと違いそうで食べに行こうとまではなかなか思わない。
・友達とインスタを見てて話題になった時は行くかもしれないが1人でいる時だと見ても実際に行くかはわからない。
それに対して、今のInstagramユーザーの使い方は、#の後ろに自分の行きたい場所や気になっているブランド、製品、行ってみようと考えているお店の名前をつけ、そこにある一般ユーザーのより実物が想像できるものを見つけ、そこから購買や来店を考えるといったものになります。
また、画像だけではなく、そこにあるコメントのやりとりなどから特徴や混んでいる時間帯なども確認することができます。
以上のことから、これからはフォトジェニックだけではなく、リアルな口コミやコミュニケーションからファンを増やしていくためのマーケティングが必要になってくることがわかります。つまりは、企業の良い部分をユーザーへ発信するのではなく、ユーザーの視点から企業の行っていること、できることなどを発信していく。ユーザーに寄り添うことができるマーケティング・プロモーションが必要になってくると予想されます。
またこのようなInstagramの使い方が若者の間では、特別なことではなく普通なこととして起きているため、企業のマーケティングとしてはオーガニックリーチを想定しつつも、そこから生まれるコミュニケーションなども考え、より一層、態度変容に対してのアプローチなどは変わってくることでしょう。
ネクスター株式会社では、そういった企業の悩みを解消する若者向けのマーケティング・プロモーションを行っています。
もし、若者層のマーケティングやプロモーションでお困りのことがある際はご連絡ください。