引用:http://www.socialsamosa.com
インスタグラムに新しく加わったクリエイターアカウント。
今までは、個人用アカウントとビジネスアカウントの2種類だったインスタグラムのアカウント機能だが、クリエイターアカウントの追加により3つの使い方が可能に。
クリエイターアカウントとは
よりインスタグラムを活用するための新しいビジネス機能、クリエイターアカウント。
2018年12月には、一部の有名インスタグラマーを対象にテストされていることが報じられた。
基本的にクリエイターアカウントはインスタグラマーや個人のクリエイターのために作られた機能で、インスタグラマーや個人のクリエイターの成長を支援するように設計されている。
ビジネスアカウントでできること
お店やサービスなどのアカウントを運用している人は、このビジネスアカウントに切り替えることで、アカウントの分析・問い合わせボタンの実装・サービスの投稿などができるように。
連絡先や住所などを掲載できる
インスタグラムのビジネスアカウントのプロフィールページでは、店舗の住所や電話番号、メールアドレスを掲載できるので、よりスムーズな集客に役立てられる。
インサイト機能を使って反響の分析ができる
ユーザーからの反響を分析できるインサイト機能が導入されている。
インサイト機能では、タイムラインに投稿した写真や動画、ストーリーズへのアクセス数やいいね数、プロフィールページへのアクセス数などが数値化され、今後のさらなる集客力アップのための分析が可能。
商品のPRを投稿やストーリーズで行う中で、どんな投稿に対してどんなユーザーが反応したかなどの分析も可能な為、積み重ねることで新たな集客方法を見出せる。
投稿を広告として出稿できる
ビジネスアカウントで投稿した内容を、そのまま広告として出稿することが可能。
本来は、投稿した内容はフォロワーしか見れないが、広告に切り替えることで、フォロワー以外のユーザーのタイムラインにも投稿が流れる。
有料のビジネスツールは、広告の内容にマッチしたユーザーを分析した上で、厳選したユーザーのタイムラインに広告を流すシステムなので、効率的な集客効果が期待できる。
クリエイターアカウントでできること
クリエイターアカウントは、法人が広告活動のために利用できるアカウントのビジネスアカウントとは別のものであり、機能も少し違う。
詳細なデータ把握が可能
クリエイターアカウントでは、より細かなインサイトと詳細なアナリティクスのアクセスが可能。エンゲージメントの統計、利用者のオンライン状況、細かなユーザーの属性などを把握することができる。
また、クリエイターアカウントを作成した企業やインスタグラマーは、投稿ごとにフォロワー数の増減を確認できる。
メッセージを見逃さないよう、分類が可能
企業や友人からのメッセージに優先順位を付けたり、関連性などでランク付けして重要なリクエストを見逃さないようにすることができる。
新しいメッセージングツールにより、ダイレクトメッセージを以前より細かく設定できるようになり、既読/未読/フラグ付きなど、カテゴリーに分類できる。
プロフィールの表示内容を選択可能
ビジネスアカウントと同じく、プロフィールにメール、電話などの連絡手段の掲載機能があるが、好みに応じてオン・オフ設定できるようになった。
また、設定したカテゴリーを、アカウント上に表示するかも選択できる。
ショッピング機能
投稿内の商品にタグを付ける機能を使用すると、ユーザーがインスタグラムから離れることなく、クリエイターのアカウントから直接買い物をすることができる。
ユーザーは、この機能により、スクリーンショットを撮ったり、コメントやダイレクトで製品の詳細を尋ねる代わりに、お気に入りのクリエイターが着ているものを正確に確認して、その場で購入することができるようになった。
ビジネスアカウントとクリエイターアカウントの違い
インスタグラマーや、個人のクリエイターが今よりも使いやすく、フォロワーへ情報を届けられるように特化して作られたクリエイターアカウント。
ビジネスアカウントは企業用、クリエイターアカウントはインスタグラマーや、個人のクリエイター用というのが近いかも知れない。
尚、クリエイターアカウントに切り替えた後、あとから個人用アカウントやビジネスアカウントに切り替えることも可能。
分析データはクリエイターアカウント設定後の投稿分からしか見られなくなっている。
ビジネスアカウントでの分析データは消えないようだが、注意が必要だ。