10月1日から消費税が8%から10%に上がり、「出費減らさなきゃ…。」と思っている人も多いはず。ただ、消費税分よりもお得になるというキャッシュレス制度が実施され、実際にかなりお得になるみたい!今までは「現金主義!」だった人もこの機会に知っておいた方が良いかも!
■電子決済ってなに?
電子決済は、現金を持っていなくても電子的なデータ処理での決済方法のこと。最近増えてきたアプリでのコード決済の他に、クレジットカードや電子マネーも電子決済のうちの一つ。中でも決済アプリをダウンロードして、スマホでQRコードやバーコードで支払いができるコード決済は、ポイント還元+クレジットカードでのチャージならカード会社によってWでポイントがもらえるので、利用している人が増えてきているみたい。
■キャッシュレス・消費者還元事業
10月1日の消費税引き上げに伴いスタートしたキャッシュレス・消費税還元事業。この事業は、国が一部費用を負担しキャッシュレスで決済した消費者へポイントを還元する仕組み。対象となるお店は、インターネットショップ・コンビニ・スーパーなど身近なお店も多く利用可能ですよ。
期間は2019年10月1日〜2020年6月30日までの9ヶ月間で、クレジットカード・デビットカード・電子マネー・QRコードなど電子決済でのみ対象。
クレジットカードでアプリやカードへのチャージをすれば、ポイント還元とクレジットカードのポイントがWで貯まるので消費税分以上の割引金額になることも!
■なんで国がポイント還元するの?
前回2014年に消費税が5%から8%に上がった時に、増税前に多くの人がまとめ買いによる駆け込み需要の後、その反動で増税後に消費が大きく減少してしまい、景気が落ち込みました。今回の増税後にもまた景気が落ち込むことを懸念し、ポイント還元制度を対策の一つとして実施。
また、海外では9割がキャッシュレスという国もある中、日本ではまだまだ浸透していないため、さらにキャッシュレス決済を浸透させたいという考えもあったことから、小売店や飲食店にもメリットが生まれる方法として今回の制度が考案・実施されました。
さらに2020年の東京オリンピックでの外国人観光客の増加を見込み、ショッピングをする上での利便性を図る目的もあるみたい。
■現金からキャッシュレスの時代へ
主要都市では個人店でもクレジットカードが利用可能なお店が増えていますが、まだまだポイント還元の大きい決済アプリが使用できないお店が多い現状。電子決済の種類によっては消費税分以上の還元率がある場合もあるので、お得な決済サービスを選んで電子決済をスタートするのがオススメ。
2018年4月には経済産業省が、2025年までに日本のキャッシュレス決済率を40%にする「キャッシュレス・ビジョン」を発表しているので、これからどんどんキャッシュレスな世の中になっていくもよう。最近では飲み会での割り勘や遠方にいる友達へのちょっとしたお祝いも、電子決済の機能で可能な時代だからこそ、今のうちに利用を始めるのもありかも?